水族館に行くと何故かいつもマンボウをじーっと眺めてしまう。
マンボウというのは私の感性になにか引っかかるというか、魅力的だと感じるのだ。
そういえば、マンボウというのは、ふぐの仲間なのをご存知だろうか。
確かによく見ればふぐに似ている。
このマンボウ、のんびり、ゆったり、のろのろ泳いでいるが、餌を食べる時には結構なスピードで泳ぐ。
そして海面に飛び出てジャンプすることもあるそうだ。
マンボウは定期的に身体を横にして、海面に身体の半分を出してぷかぷか浮かぶらしく、その理由は身体についた寄生虫を駆除しているのではないか、と考えられているらしい。
でもマンボウが海面に浮かんでいれば間違いなく弱っていると勘違いしそうなものだが、実はそうではないらしい。
そしてこのマンボウは、魚類の中で一番多くの卵を持っていると言われており、その数は3億個。
でもマンボウの生息数はそんなに多くないため、やはり生まれた子供もまたのんびり屋さんで食べられてしまうのかもしれない。